■いじめ解決後も続く、子どものSOSを見逃さないで!
親、学校の対処によって、一時的にいじめが解決したとしても、本人の心の傷はそんなに簡単には消えません。表向きは明るく振る舞っていても、壮絶ないじめの記憶がことあるごとによみがえり、いじめは止まったのに学校を休みがちになり、そのまま不登校、引きこもりへと発展するケースがあとを断ちません。いじめのときに受けた心の傷やストレスは、自律神経やホルモンのバランスを崩し、なおらないまま、体調不良、不安や恐怖、イライラ、などの症状を慢性化させてしまいます。不登校の原因の6〜7割はいじめであるという報告があり、さらに引きこもりが始まるきっかけの半数以上が不登校、とも言われていますから、この3つは非常に密接につながっているわけです。その意味でも、いじめは起こってから解決するのでなく、起こらない環境を作ることがいかに大切かが分かります。